昔の夢。
昔の夢は、小説家になることでした。
本を読むことが好きでしたし、物語はいつも無限で、
たくさんの人生を知ることができました。
言葉から、世界は好きなように想像でき、その行間にある「想像の余地」が
いつも私を夢中にさせました。
いつか、大人になり、自分の人生を生きることが、本の中の出来事より面白くなり、
最後に、それはたまたまなのかもしれないですが、ある本を読んだ時、
私が知りたいことはもうこれ以上本の中にはないんだ、と悟りました。
人生の中で自分自身と向き合うタイミングって誰しも来ますね。
それまで、多分人生のいろいろな答えやヒントを見つけようという気持ちで
本を読んでいたんですね。今思うと。
それからも、本は読んだけど、それまでとは違う、もっと気楽で娯楽性の強いものになりました。
年をとったら、いつか物語を書こうと思っています。
ここで書こうかな。そんな風に肩の力の抜けた物語を。
どうでしょう。
こむさぎ、まず働け笑。